黒崎を生ビールが旨い町に

黒崎中央小学校向かいに位置する河村酒販倉庫の2階にあるビアスタンドは生ビールの旨さにトコトンこだわっている。樽生インストラクターが注ぐ極上の一杯はお客様から「こんな旨い生ビール、飲んだことがない!」と感動の声が飛び交う。今まで飲んだ生ビールの概念が変わってしまうほどだ。スタンドからの眺めも異空間そのもので楽しめる。
10月31日まではカムズ中通り入り口にビアガーデンとして出店中。極上の生ビールを体験したい人はぜひ!
ナビゲーター 原三代子

住)八幡西区東神原1-26
電)093-641-1151
営)12:00~19:00(日曜は11:00~16:00)
休)水曜




女将さんの優しい笑顔のおもてなし

かつては、製鉄マンの大社宅群であった桃園アパート、平野アパートを抱え大いに賑わっていた祇園町商店街は長い歴史の末、アーケードは撤去されシャッター街と化していった。
そんな祇園町商店街には、製鉄マンの憩いの場であった角打ち店も数多くあったと推察するが、今はわずか2軒となり、その1軒が昭和6年創業の石井酒店だ。
店内は左手に立飲みカウンターが完備されており、10名程度のお客さんが入れる。女将さん手作りのポテトサラダ、おでん、煮物、酢の物など、あても豊富で酒が進む。また広島は西条の白牡丹をいただけるのも嬉しい。ぜひ一度、女将さんの優しい笑顔に会いにいってほしい。
ナビゲーター 吉田茂人

住)八幡東区祇園2-1-12
電)093-671-1787
営)10:00〜12:00・14:00〜18:30
休)日曜




「ボージョレ騎士号」の称号を持つ店主

八幡東区祇園にある稲月商店の店主は、日本で初めて「ボージョレ騎士号」を授与されたとのこと。「ボージョレ騎士号」とはフランス食品振興会、ボージョレワイン委員会、EUなどがボージョレワインの普及に貢献した人に贈られる称号だ。したがって、この店の最大の売りはワインである。
豊富なラインナップからお客さんの好みを聞いて店主がチョイスしてくれる。もちろん、ワイン以外にも日本酒やクラフトビールなど幅広く楽しめる。
店内にはテーブル、椅子もあり店主のワイン等のウンチクを聴きながらゆったりと楽しめるのが嬉しい。あては持ち込み可で、近隣にある惣菜屋やスーパーで買って行くことができる。

ナビゲーター 吉田茂人

住)八幡東区祇園1-6-2
電)093-671-1166
営)17:00〜20:30・土日祝日は12:30〜20:00
休)不定休




お母さんに会いにいく角打ち店

昭和13年創業。時代の流れにより形態を変えて、いまはコンビニ―風の飲食品販売の一角に角打ちコーナーをもうけている。
おつまみは店で販売している乾き物類と、チーズのばら売り、ところてんなどとシンプル。「おつまみは好きなものを買って持ち込みしていいよ」とは店主の樋口さん。
店内はいつも誰かがカウンターの周辺に座っておしゃべり、まるで住民のたまり場になっている。手を込んだおつまみも銘酒もないが、つい足が向きたくなるここは、気さくでやさしいお母さんの引力が働くところ。  
ナビゲーター 金 成子

住)門司区老松町1-12 
営)8:30~19:30
休)日曜・祭日、お盆・年末年始


門司港駅から 徒歩約10分、庄司中央通りぞいに位置している。焼きたてパンが人気だそう。

店内の一角を区切った角打ちコーナー。
すぐに椅子を出してもらえ、すぐに常連と仲良しになってしまう


チーズ1個100円、ところてん160円。



年中無休、お母さんに癒される角打ち店


樋口酒店のお母さんから紹介されて徒くこと10分。白髪の素敵な西村さんが迎えてくれるここは、こじんまりした店内にはビール箱を重ねて作ったカウンターと椅子たちがおかれ、居心地よさを作っている。おつまみは西村さん手製ののらっきょう漬けと梅干しが人気だが、自由に持ち込みもできる。
「こんなに紹介してくれるなら、もっとがんばらなくちゃ」と笑う西村さんだが、なんと年中休みなしで店頭に立つそうだ。西村さんは門司の酒店の妻たちの会「美人会」の中でも一番お若い70代。美人会のお母さんたちを会いにめぐる角打ちもいいかも。
 ナビゲーター 金 成子

☎093-321-1712
住)門司区清見1丁目2−7 
営)9:00~19:00      休)なし


こじんまりした店内。


創業90年の暖簾を守る西村さん


自家製のらっきょう漬けと梅干し、各80円。


入口に車が駐車することが多く外観が目立たないので、自動販売機を目印にしてね。