酒屋さんと常連客のコラボレーション、新生「栗本酒店」!

使っていなかった古い倉庫が、常連さんの手により見事なお店に生まれ変わったのは令和2年5月のこと。店名の通り「栗」にこだわったなシャレた角打ち。カウンターには一枚板の無垢の栗の木が。丸太の椅子や看板だってもちろん栗。とにかく活気があり、笑い声が絶えない。土曜日ともなれば店内は大賑わい。誰でもウェルカムで迎え入れてくれ、すぐにその場で親しくなれる。運が良ければ、常連さんからの差し入れをご馳走になる、なんてことも…。
交代で店頭に立つのは、先代ご主人の長女・次女・姪の二人と番頭さん。後継者不足に悩む角打ち業界にあっては、なんとも頼もしい!
おつまみは70円~。枝豆、天ぷら、冷奴、焼き鳥、他に乾きものなど。駄菓子コーナーがあるため、小さな子供と大人が一緒の空間で楽しむこともできる。
ナビゲーター 都留 和恵

☎093-791-0058
住)若松区童子丸2-15-11
営)月~金曜は19時、土曜は19時30分まで
(配達等の関係で、開店時間は日によって異なる。事前に電話確認を!)
休)日・祝日  


店内にトイレはないが、隣接する児童公園に公衆トイレあり。

右から長女の島さん、次女の栗本さん、番頭の井上さん、現オーナーで姪の伊東さん、姪の深田さん。


駄菓子を買いにきた近所の子どもたち。


お品書き。

新型コロナウィルス対策をとっている店内。

ビールジョッキの中と大。

差し入れの鶏のタタキ。



  地元の常連率高し! 気さくな大将の笑顔に癒されて。


おすすめの3種を前にする大将の笑顔が素敵。

「100歳の母親が元気なうちは、店の暖簾を降ろす訳にはいかない」と、大将の退職をきっかけに2016年5月にリニューアルオープン。しばらく店を休業せざるを得ない状態が続いたが、この度営業を再開し常連さんたちも戻ってきた。店頭の棚には、大将自ら蔵元に足を運んで取り寄せた日本酒が並ぶ。そのこだわりの大将おススメ「東洋美人」の品揃えはピカイチ! その他「魔王」は1杯700円で飲める。(←大将のサービス価格)乾き物は100円~、日替わりのお惣菜~300円。

☎ 093-791-0389
住)北九州市若松区二島3-1-12
営)16:00~20:30
休)日・月・火・祝日


店内は禁煙なので、喫煙は外のベンチでできる。トイレがあるので、女性もゆっくりできる。

こだわりのお酒が並ぶ。


冷奴

人気のたこ焼き炙り。



競艇とともに楽しむ角打ち

若松競艇場の近くにある。勝ったといっては飲み、負けたといっては飲む人たちが客である。店内には、競艇選手の似顔絵を書いた団扇がずらりと壁に掲げてある。競艇とセットで楽しむ角打ちは他では味わえないかも。
ナビゲーター 都留 和恵

☎093-791-0066
住)若松区童子丸1-2-29
営)17:00〜19:00※若松競艇開催期間中は13:30~20:00
休)不定休  ※競艇開催の状況による


30人は入れそうなスペース。「ビール」(大瓶・400円)。「冷奴」「湯豆腐」(各100円)、「野菜天ぷらの串さし」「ベビーハムの串さし」(各80円)もオススメ。



バス待ちの時間で至福の一杯

大橋通りバス停から少し入ったところにあり、地域の常連さんが集う店。冬場、寒さが身にこたえるバス待ちの時間。フラリと立ち寄り、おでんをアテに熱めにチンしてもらったコップ酒を一杯引っかけると、身も心も芯から温まる。日本酒(200ml)とおでん2本で480円。ワンコインでおつりがくる幸せが、そこにある。
ナビゲーター 都留 和恵

☎093-771-4649
住)若松区本町3-5-24
営)9:00〜20:00
休)日曜


若松出身の小説家・火野葦平の父、玉井金五郎を彷彿させる優しいおとうさん。

年季の入ったおでん鍋。



赤い大橋のたもとに佇む老舗

創業から100年以上、洞海湾の栄枯盛衰の歴史を静かに見守ってきた。創業時は、酒以外に燐寸など生活雑貨も販売していたが、現在は酒販がメイン。角打ちは昭和30年頃からやっていて、地元ばかりではなく、対岸の戸畑から市営渡船で足を運ぶ常連もいる。
ナビゲーター 都留 和恵

☎093-761-2751
住)若松区浜松1-4-14
営)9:00〜19:30(角打ちは17:00〜19:30)
休)日曜・祝日


おかあさんがひと手間かけてくれる、オイルサーディン(500円)がオススメ。

店のすぐ隣に若戸大橋がそびえる。